英国のリズ・トラス首相は17日、大型減税などを打ち出した経済政策について謝罪しました。トラス氏が掲げた経済政策は物議を醸し、通貨ポンドは大きく値を下げ、金融市場が混乱です。財務相の解任にもつながり、トラス氏は盟友を失いました。
トラス氏は英BBCの取材に答え、次期総選挙でも保守党を率いると主張しました。トラス政権は経済政策を発表した9月下旬以降、投資家や党員から大きな圧力を受けています。
トラス氏は「わたしは、これまでの過ちについて責任を認め、謝罪したい。光熱費の支払いや高い税金に直面している人々を助けるために行動したかったが、あまりに度が過ぎ、あまりに性急だった」と述べました。