日立製作所はアメリカで鉄道車両を製造する工場を建設します。2年後の完成を目指し、北米での事業を拡大する方針です。
日立のグループ会社「日立レール」はアメリカのメリーランド州でおよそ100億円を投資し、鉄道車両の製造工場と730メートルの試験線を建設します。
現地では18日、くわ入れ式が行われ、新工場は2年後の2024年に完成する予定です。
日立レールは首都ワシントンの地下鉄向けに、最大で800両の車両を製造する予定で、契約金額は最大で2398億円になる見通しです。
日立は車両製造だけでなく、信号などの制御システムも手掛けていて、新工場の建設により北米での鉄道事業を拡大させる方針です。