インドネシアでサッカーの試合後に132人が死亡した暴動を巡り、ジョコ大統領は現場となった競技場を取り壊し、再建する方針を明らかにしました。
18日、ジョコ大統領はインドネシアを訪問中のFIFA=国際サッカー連盟のインファンティノ会長と会談しました。
今月初め、東ジャワ州でサッカーの試合後に起きた暴動について意見が交わされ、安全対策の見直しを行うことなどで一致しました。
また、現地メディアによりますと、ジョコ大統領は現場となった競技場を取り壊し、FIFAの安全基準に沿って再建する方針を伝えたということです。
暴動を巡っては、警察が使った催涙ガスを避けようと多くの人が出入口に押し寄せたことで圧死や窒息死につながり、被害が拡大したことが指摘されています。