世界で
航空機の
需要が
拡大する
中、
大手航空機メーカーが
15日、
旅客機の
巨額の
取り引きを
相次いで
発表し、
エアバスは
5兆6000億円、ボーイングは
3兆円の
小型旅客機の
受注契約をまとめました。これは、
大手航空機メーカーで
フランスに
本社を
置くエアバスと
アメリカのボーイングが
15日、
中東の
UAE=
アラブ首長国連邦で
開かれている
航空ショーに
合わせて
発表しました。
それによりますと、エアバスは、同じ投資会社の傘下にありアメリカやハンガリーなどに拠点を置く格安航空会社4社から小型旅客機430機を受注する覚書を交わしました。
総額は495億ドル(日本円で5兆6000億円)に上り、エアバス単独の取り引きとしては過去最大だということです。
またアメリカのボーイングは、地元の格安航空会社フライドバイから小型旅客機225機を受注する契約を交わし、総額は日本円で3兆円余りとなっています。
世界の航空機の需要は、格安航空会社の増加や新興国の経済成長に伴って今後も大きな伸びが続くと見込まれていて、日本でも国産の小型ジェット旅客機の開発が進められているほか、部品メーカーの間でも参入を目指す動きが広がっています。