この1次会の食事会は、ふすまで仕切られた個室で行われ、貴ノ岩が通っていた鳥取城北高校の校長や、相撲部の監督やコーチなども同席していたということです。
食事会は午後11時すぎに終わり、飲酒をしていない関係者が暴行が行われた別の飲食店まで日馬富士らを車で送り届けたということです。
食事会に出席した関係者は「ちゃんこ料理店ではみんな酒を飲んでいて笑い声もあがって盛り上がっている様子だった。特に目立ったトラブルは無く、力士らも店にいた客と写真撮影に応じるなど終始、和やかな雰囲気だった。事件のあった2次会には参加していないので詳しくはわからないが、事件のニュースを聞いて大変驚いている」と話していました。
1次会同席者「終始和やかな雰囲気」
モンゴル出身力士らの食事会に出席した関係者によりますと、日馬富士らの一行は、翌日の巡業を前に先月25日に鳥取市に入り、午後8時ごろから市内のちゃんこ料理店で横綱の白鵬、鶴竜、照ノ富士、それに貴ノ岩などモンゴル出身力士や、地元の相撲関係者が一緒に食事をしたということです。
この1次会の食事会は、ふすまで仕切られた個室で行われ、貴ノ岩が通っていた鳥取城北高校の校長や、相撲部の監督やコーチなども同席していたということです。
食事会は午後11時すぎに終わり、飲酒をしていない関係者が暴行が行われた別の飲食店まで日馬富士らを車で送り届けたということです。
食事会に出席した関係者は「ちゃんこ料理店ではみんな酒を飲んでいて笑い声もあがって盛り上がっている様子だった。特に目立ったトラブルは無く、力士らも店にいた客と写真撮影に応じるなど終始、和やかな雰囲気だった。事件のあった2次会には参加していないので詳しくはわからないが、事件のニュースを聞いて大変驚いている」と話していました。
暴行現場の「ラウンジ」
横綱・日馬富士が貴ノ岩に暴行した現場は、鳥取市中心部の繁華街の一角にあるいわゆる「ラウンジ」と呼ばれる飲食店です。
飲食店やカラオケ店などが入る6階建ての雑居ビルの4階にあり、エレベーターを降りると正面に黒いドアがあります。ドアを入ると幅5メートル、奥行き3メートルほどのスペースがあり、仕切り板の奥には6人が座ることができるカウンターが設けられています。
お酒が並べられた店内の棚はダウンライトの照明で照らされ、カウンターごしに接客を受けることができます。
カウンター席の左側にはカラオケができる広さ4.5畳ほどの個室があり、テーブルを囲むソファーに10人ほどが座ることができますが、すりガラスがついたドアから内部の様子をうかがうことはできません。
関係者によりますと、暴行はこの個室の中で行われたと見られています。さらに個室の隣にはついたてで仕切られたボックス席が3つあります。
店のホームページなどによりますと、店では通常6人から8人程度の女性従業員が働いていて、営業は午後8時から午前1時までということです。