南米の
アルゼンチン海軍の
潜水艦が
大西洋を
航行中に
行方がわからなくなり、
軍では
アメリカや
ブラジルなどとともに
周辺海域で
捜索を
続けています。
行方がわからなくなっているのはアルゼンチン
海軍に
所属するディーゼル
型の
潜水艦、「サンフアン」です。
アルゼンチン海軍によりますと、この潜水艦には乗組員44人が乗っていて、15日、アルゼンチンの沖合およそ430キロの大西洋を航行中に連絡が取れなくなり、3日たった今も行方はわからないままです。
軍は18日、潜水艦から発信されたと見られる救難信号を7回確認しており、何らかのトラブルが起きて、通信や航行ができない状態になっている可能性もあるとみています。
このため、軍では自国の艦艇だけでなく、アメリカやブラジルなどから航空機の支援も受けながら、周辺海域で潜水艦の捜索を続けています。
捜索活動を行っている基地の幹部は「周辺海域のおよそ80%を捜索したが、いまだ潜水艦と連絡は取れていない状態だ」と話していました。
また、アルゼンチンのマクリ大統領はみずからのツイッターに、「潜水艦を見つけるために必要なことは何でもする」と書き込み、捜索活動に全力を挙げる姿勢を示しています。