「朝鮮通信使」は江戸時代、朝鮮の国王から日本の将軍への手紙を届けるために来た人たちです。朝鮮通信使の資料が今年、ユネスコの「世界の記憶」になりました。
19日、朝鮮通信使の格好をした人たちの行列が京都の町の中を歩きました。180人ぐらいの人がきれいな色の衣装を着て、平安神宮の周りを歩きました。広場では中学生や高校生たちが太鼓のリズムに合わせて、韓国の踊りを見せました。
行列を見に来た女性は「日本と韓国の交流の歴史を感じることができて、すばらしいと思います」と話していました。
朝鮮通信使行列振興会の人は「日本と韓国が200年の間、平和に交流していたことをたくさんの人に知ってもらいたいです」と話していました。