20日午前、「子ども4人を産み落としてコンクリートと一緒に自宅のバケツに入れて遺棄した」とみずから交番に出頭し、警察が調べたところ、部屋の押し入れからコンクリートとともに赤ちゃんと見られる遺体が入ったバケツ4個が見つかったということです。
警察によりますと、斉藤容疑者は平成4年から9年にかけて4人を産み落とし、おととしの夏、現在のマンションに引っ越した際にも遺体を運んだと説明しているということです。
調べに対し、「金銭的余裕がなく育てられないと思った。ずっと悩み続けて相談できる人もいなかった」と供述しているということで、警察は4人の遺体を20年以上にわたって隠していたと見て、詳しい経緯を調べています。