千葉県の
幹部職員ら
2人が
排水路の
整備工事の
入札予定価格を
業者に
漏らしたとして
官製談合防止法違反の
疑いで
逮捕された
事件で、この
業者は、
関連する
別の
工事も
予定価格の
99%に当たる
価格で
落札していたことが
警察などへの
取材でわかりました。
警察は
一連の
入札のいきさつを
詳しく
調べることにしています。
千葉県松戸市にある
県の
東葛飾土木事務所の
前の
所長の
佐藤政弘容疑者(
58)と
前の
維持課長の
佐藤好明容疑者(
51)は、
県が
発注した
排水路の
整備工事の
入札予定価格などを
建設会社 岡本組の
元取締役に
事前に
漏らしたとして、
官製談合防止法違反の
疑いで、
23日、
逮捕されました。
排水路の整備工事は去年8月に入札が行われ、岡本組が予定価格の90.4%に当たる価格で落札しましたが、その後の調べで、おととし9月に行われた排水路整備に関連するマンホールの設置工事の入札も、予定価格の99%に当たる価格で落札していたことが警察などへの取材でわかりました。いずれも佐藤前所長ら2人が土木事務所で予定価格を知る立場にあり、警察は一連の入札のいきさつを詳しく調べることにしています。