海軍の報道官は23日、記者会見し、潜水艦から最後の通信があったおよそ3時間後の今月15日午前10時すぎ、通信が行われた地点からおよそ50キロ離れた海中で、爆発のような異様な音が国際的な核実験の監視網、CTBTOによって検知されていたと明らかにしました。
ただ、潜水艦が爆発を起こしたかどうかについては、「そうした証拠は持ち合わせていない」と述べるにとどめました。潜水艦は消息を絶ってすでに1週間がすぎ、内部の酸素が不足し始めている可能性が指摘されています。依然として発見に至らない中での今回のニュースに、アルゼンチンは重苦しい空気に覆われています。