トヨタ自動車は10日までに、昨年の米大統領選の結果の受け入れに反対している共和党議員への政治献金を中止すると発表しました。
トランプ前大統領に反発する政治活動委員会(PAC)の「リンカーン・プロジェクト」が、トヨタによる扇動的な政治家たちへの献金活動を非難した後の対応となっています。
同団体は、バイデン大統領の勝利を認めない投票活動を今年1月6日に行った議員をトヨタは支えていると非難するビデオ映像を発表しました。「米国の自由主義の市場や民主主義の制度はトヨタのような企業にとって長い間有益であった」とし、「トヨタはなぜ、このようなシステムを覆そうとする政治家を支えるのか」と疑問を投げかけていました。