河野防衛大臣は
日本時間の14
日夜、
中東のカタールで
開かれている
国際会議で
講演し、
中国の
海洋進出に
懸念を
示し、「
法の
支配」の
重要性を
強調しました。
日本の防衛大臣として会議に初めて出席した河野防衛大臣は英語で講演し、「北朝鮮の核・ミサイル開発は、日本に対する重大かつ差し迫った脅威で、国際社会の平和と安全を著しく損なうものだ。大量破壊兵器とあらゆる射程の弾道ミサイルの完全で不可逆的な廃棄に向け、国連安保理決議を完全に履行しなければならない」と述べました。
また、中国について、「東シナ海や南シナ海での活動を含め、一方的で威圧的な現状変更の試みを続けている。また、透明性を欠いたまま軍事力を急速に強化させていることを懸念している」と述べました。
そして、「世界の平和と安定のためには、『法の支配』が重要で、これは国際社会の共通認識だ。軍事力に基づいて影響力を広げようとすれば、代償を払わせられなければならない」と述べました。