人気漫画をインターネット
上に
無断で
掲載していたとして
著作権法違反の
罪に
問われている、
海賊版サイト「
漫画村」の
元運営者の
初公判が
開かれ、
元運営者は「
私に
責任は
あると
思う」と
述べ、
起訴された
内容を
認めました。
海賊版サイト「漫画村」の元運営者、星野路実被告(28)は、おととし、人気漫画「ONE PIECE」と「キングダム」の画像データを漫画村で公開して誰でもダウンロードできるようにし、作者や、出版した「集英社」の権利を侵害したとして著作権法違反の罪に問われています。捜査段階では、黙秘を続けていました。
16日福岡地方裁判所で開かれた初公判で、星野被告は「漫画村にアップロードされた漫画について詳しくは知りませんが、私に責任はあると思います」と述べ、起訴された内容を認めました。
検察は、漫画村について、星野被告が安達亙被告(38)とともに、遅くとも3年前までに運営を開始したと説明しました。
そのうえで「サイトの更新作業は安達被告を通じて男女2人に依頼していた。漫画村とは別のサイトから漫画のデータをダウンロードして編集したうえで、違法にアップロードするなどしていた。作業をしていた2人には、月1回、報酬も支払っていた」などと具体的な状況を説明しました。