総務省が20日に発表した11月の全国の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除いた指数が去年の同じ月と比べて0.5%上昇し、102.2となりました。これで2年11か月連続のプラスです。
寿司や焼肉など消費増税による外食費の増加、原材料費や人件費が上がったことによるアイスクリームやケーキといった菓子類の値上げ、台風などの自然災害が多かったことによる火災・地震保険料の値上がりなどが上昇の要因となりました。総務省によりますと、消費増税の影響を取り除いて計算した指数では、先月と同じ0.2%の上昇になったということです。