来年7月の
東京都知事選挙をめぐって、
自民党の
東京都連は
会議を
開き、
都連の
幹部は
小池知事が
立候補した
場合も
支援せず、
独自の
候補者を
擁立する
方針を
改めて示し、
年明けから
選考を
本格化することを
報告しました。
小池知事の
任期満了に
伴う東京都知事選挙は
来年7月5日に
投開票が
行われる
予定です。
安倍総理大臣は先週17日、総理大臣官邸で自民党の二階幹事長らと会談し、出席者によりますと都知事選挙について、「小池知事に勝てる候補はいないのではないか」と述べたということです。
こうした中、自民党の東京都連は23日、党本部で所属する国会議員や都議会議員らが出席して会議を開き、都連の幹部は都知事選挙に向け、候補者の選考委員会を設置して協議を進めていると説明しました。
そのうえで「現知事が続投の意向を表明した場合も『現都政は都民の信頼に値しない』として候補者を擁立する」と述べ、小池知事が再選を目指して立候補した場合も都連は支援せず、原則として独自の候補者を擁立する方針を改めて示し、年明けから選考を本格化することを報告しました。
会議のあと都連の高島直樹幹事長は記者団に対し「自薦も他薦も含めて複数の名前があがっている。自民党と同じような目線で都政を担ってくれる方や、都民にご理解をいただける方も含めて選考委員と相談しながら粛々と進めていきたい。当然、党本部としても、都連の意向も踏まえていろいろとご理解をいただくと思う」と述べました。