JR西日本の列車が、滋賀県などの山の中で動物とぶつかる事故が増えています。事故は9月から11月までに570件あって、去年の同じときの1.3倍です。
JR西日本によると、ぶつかる動物でいちばん多いのは鹿です。事故で列車が遅れたこともあります。
JR西日本は、鹿が体に必要な鉄分をとるため、線路をなめに来ていると考えています。このため、鉄分などを入れたブロックを線路の近くに置いて、線路をなめなくてもいいようにしました。
JR西日本は「これからもいろいろな方法で事故を少なくします」と話しています。