「天満書」は、京都市上京区の北野天満宮で「書の三聖」としてたたえられる菅原道真にあやかって、書の上達を願って行う恒例の書き初めです。
2日は朝から、使い慣れた筆や文鎮などを持参した大勢の親子連れなどが、姿勢を正して長机に向かい、新年の誓いや願いのほか、えとの「子(ね)」や「令和」など、新しい年にちなんだ文字を丁寧にしたためていました。
このうち、「東京五輪」と書いた兵庫県の中学3年生の女子生徒は、「ことしは東京オリンピックがあるのでこの字を書きました。野球を応援したいです」と話していました。
また、小学4年生の娘と一緒に「常在戦場」と書いた大阪 茨木市の男性は、「仕事で、常に戦場に立って戦うという気持ちで書きました。家族全員が健康でいられる1年になればと思います」と話していました。
北野天満宮の書き初めは4日まで行われています。