同紙によると、ゴーン前会長は日本国内の目立たない空港を選び、プライベートジェットでトルコへと出国しました。トルコからレバノンへ向かう飛行機には、キャロル氏も同乗しました。
キャロル氏の母親は、レバノン出身の男性と再婚していたため、キャロル氏には複数の義理の兄弟がいます。この兄弟はトルコと「特別な関係」を持っていたといい、同紙はこの兄弟が入国に際して何らかの支援をしたことを示唆しています。
逃亡計画はしばらく前から練られていたといい、2019年10月にはゴーン前会長が、「自分のために働いてくれる」レバノン人の記者を探していたと同紙は伝えました。