2日午前、
台湾空軍の
ヘリコプターが
北東部の
山あいに
墜落し、
台湾軍の
制服組トップの
参謀総長ら
8人が
死亡しました。
台湾の
国防部によりますと、
台湾空軍の
ヘリコプター「ブラックホーク」が
現地時間の
2日午前8時すぎ、
日本時間の
午前9時すぎ、
台湾北東部の
新北市の
山あいで
消息を
絶ちました。
軍や消防などが捜索を行ったところ、新北市の山あいに墜落し、大きく破損した機体をみつけました。ヘリコプターには13人が乗っていましたが、台湾軍の制服組のトップ、沈一鳴参謀総長ら8人の死亡が確認されました。
ヘリコプターは、台北市の基地を出発して、北東部の基地に向かっていましたが、15分もたたないうちに消息を絶ったということで、軍が詳しい墜落の原因を調べています。
台湾は、今月11日の総統選挙の選挙期間中ですが、再選を目指す民進党の蔡英文総統は、2日の選挙運動を取りやめ対応にあたっています。また、民進党は、2日から3日間、選挙運動を中断することを発表しました。
台湾メディアによりますと、同じタイプのヘリコプターは2年前にも墜落事故を起こして6人が死亡しています。