かんぽ
生命の
保険の
不適切な
販売問題で
トップが
辞任した
日本郵政で、
元総務大臣の
増田寛也
氏が
6日付けで
新社長に
就任しました。
失った
信頼の
回復に
向けて
早速、
手腕を
問われることになります。6
日付けで
日本郵政の
新しい社長に
就任したのは、
政府の
郵政民営化委員長を
務めた
経験も
ある元総務大臣の
増田寛也
氏です。
かんぽ生命の保険の不適切な販売問題で、金融庁と総務省は先月、内部の管理体制に重大な問題があったなどとして、保険販売の業務を3か月間停止することなどを命じた行政処分を出しました。
これを受けて、日本郵政の長門正貢氏らグループ3社の社長が5日付けで辞任しました。
日本郵便の新社長に衣川和秀氏、かんぽ生命の新社長に千田哲也氏も6日付けで就任し、グループ3社のトップは民間の大手金融機関の出身者から、3社とも官僚出身者に代わりました。
かんぽ生命の保険販売をめぐっては、不利益を受けた契約者の調査は終わっておらず、増田氏をはじめとする新たな経営陣は全容の解明を急いで、顧客対応を進めると同時に、再発防止策の実行にも取り組む必要があり、失った信頼の回復に向けて早速手腕を問われることになります。