アメリカ軍は3日、イラク・バグダッドで空爆を行い、イランの革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」を率いていたソレイマニ司令官を殺害しました。この攻撃について、アメリカのトランプ大統領は3日、急きょ会見を行いました。
「我々は戦争を避けるために行動を起こした。戦争を始めるための行動はとっていない」(トランプ大統領)
一方、イランではソレイマニ氏が殺害されたことを受け、各地で大規模な反米デモが行われました。首都テヘランでは大勢の人がソレイマニ氏の顔写真をかかげ、「アメリカに死を」などと叫んでアメリカを非難しました。
アメリカメディアはアメリカ軍が中東におよそ3000人の兵士を増派すると報じていて、アメリカとイランとの緊張が一層、高まっています。