アメリカを
訪れている
茂木外務大臣は
韓国との
外相会談に
臨み、「
徴用」をめぐる
問題について、
韓国政府の
責任で
解決策を
示すよう
改めて求めたものとみられます。
アメリカのサンフランシスコを
訪れている
茂木外務大臣は、
日米韓3か国の
外相会合、
そして日米外相会談に
臨んだあと、
日本時間の
午前6時半すぎから
およそ45
分間、
韓国のカン・ギョンファ(
康京和)
外相と
会談しました。
この中で茂木大臣は、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題について、日韓関係悪化の根底にある両国間の最大の課題だとして、韓国政府の責任で日本側が受け入れ可能な解決策を示すよう、改めて求めたものとみられます。
また、韓国が見直しを求めている輸出管理の問題については、韓国側との政策対話を重ねたうえで判断するという日本の立場を説明したものとみられます。
「徴用」をめぐる問題については1年3か月ぶりとなった先月の首脳会談で、対話の継続により解決を目指す方針で一致しましたが、日本時間のきのう行われた日韓の外務省の局長による協議では、大きな進展はみられませんでした。