保釈中に
中東のレバノンに
逃亡した
日産自動車の
元会長、カルロス・ゴーン
被告がフランスの
雑誌の
インタビューに対し「
地元の
人が
加担することなく
出国できると
考えるなら、
それは
幻想だ」と
述べ、
逃亡に際して
日本人の
協力があったことを
示唆しました。フランスの
雑誌「パリ
マッチ」は、16
日発売号でゴーン
元会長の
インタビュー記事を
掲載しました。
この中でゴーン元会長は逃亡を助けた者の中に日本人がいたかという質問に対し「地元の人が少しも加担することなく、日本を出国することができると考えるなら、それは幻想だ」と述べ、逃亡に際して日本人の協力があったことを示唆しました。
その一方で、逃亡の経緯については「私を助けた人たちを危険にさらさないため、詳細は明かさない」として言及を避けました。
また、何か月も前から逃亡を計画していたと伝えられていることについて、ゴーン元会長は「私は行動するまで、ぐずぐずするタイプではない。出国しなければと考えてからすべてが速やかに進んだ」と述べ、こうした情報を否定しました。