1審の東京地方裁判所立川支部は訴えを退け、女性が控訴していました。
2審の東京高等裁判所の野山宏裁判長は22日の判決で、「校長が中心となっていじめは存在しないという見解を堅持し、いじめ問題を封印して闇に葬った」と指摘しました。
そのうえで、「校長らが対応を取っていれば女性の症状はここまで長期化しなかったと考えられる」として1審の判決を取り消し、市に対しておよそ750万円の賠償を命じました。
府中市教育委員会は「今後、判決文を精査して対応してまいります」とコメントしています。
1審の東京地方裁判所立川支部は訴えを退け、女性が控訴していました。
2審の東京高等裁判所の野山宏裁判長は22日の判決で、「校長が中心となっていじめは存在しないという見解を堅持し、いじめ問題を封印して闇に葬った」と指摘しました。
そのうえで、「校長らが対応を取っていれば女性の症状はここまで長期化しなかったと考えられる」として1審の判決を取り消し、市に対しておよそ750万円の賠償を命じました。
府中市教育委員会は「今後、判決文を精査して対応してまいります」とコメントしています。