厚生労働省によりますと、日本で働く外国人の数は、去年10月末現在で165万8804人でした。前の年と比べて19万8341人増え、届け出が義務付けられた2007年以降で過去最多を更新しました。
国籍別では、中国が41万8327人で全体の25.2%を占め、次いでベトナムが40万1326人、フィリピンが17万9685人と続きます。また、在留資格別では、「技能実習」が38万3978人と前の年と比べて24.5%の高い伸び率となっています。
厚生労働省は、働く外国人が増えた背景として、技能実習生や留学生などの受け入れが進んでいることなどが要因と分析していますが、その一方で、昨年4月に創設された在留資格の「特定技能」は520人に留まっています。