流氷の
接岸が
発表された
北海道の
紋別市で「
流氷まつり」が
始まり、
去年、
火災で
主要な
建物が
全焼した
那覇市の
首里城の
再建を
支援するため、
建物を
詳細に
再現した
氷の
像とともに
募金箱が
設置されました。
紋別港近くの広場で始まった「もんべつ流氷まつり」は、流氷が接岸するこの時期に毎年行われ、今回で58回目となります。
会場には大小23基の氷の像が並び、このうちメインとして作られた「首里城」は、高さおよそ10メートル、幅25メートルほどあり、瓦や柱まで詳細に再現しています。
氷の像は去年10月の火災で「首里城」の主要な建物が全焼したことを受けて、沖縄県の人たちを励まそうと作られ、再建の支援のための募金箱も設置されました。
広島県から訪れたという20代の男性は「実際に首里城を見たことがありますが、本物と間違えるくらい忠実に再現されています。沖縄の首里城もはやく再建されてほしいです」と話していました。
「もんべつ流氷まつり」は今月11日まで行われ、実行委員会では期間中、およそ6万人の人出を見込んでいます。