日経平均株価は約2週間ぶりに4万円を回復して取引を終えました。日銀の政策修正が予想通りの結果だったことを受け、市場に安心感が広がったとみられています。
19日の東京株式市場日経平均株価は前日の大幅上昇の反動から午前中は一時300円以上、値を下げました。
午後、日銀の政策決定会合の結果が発表されると想定内であったことを受け、市場には安心感が広がって18日より263円高い4万3円で取引を終えました。
マイナス金利は解除されるものの、当面、緩和的な金融環境が維持されることへの期待感が高まり、約2週間ぶりに4万円を回復しました。
外為どっとコム総合研究所 神田卓也調査部長
「次の利上げまではまだまだ距離がありそう。日銀がマイナス金利をほぼゼロ金利にしても金利が低い状況には変わりありませんので円安の流れ自体は続くと思う」
一方、円相場は日銀の発表を受けて1円程度、円安が進み、150円台半ばで取引されています。