取材に応じたのはアメリカのスポーツ専門チャンネルESPNのティシャ・トンプソン記者です。
トンプソン記者は、19日に行った1回目のインタビュー取材について「水原氏の借金の支払いに同意した大谷選手が自分のコンピューターにログインしてはじめの送金を行い、ブックメーカーからの指示に従って目的として『ローン』と打ち込むのを横で見ていたと水原氏は詳しく説明した」と明らかにしました。
その翌日、水原氏がドジャースを解雇されたあとにトンプソン記者は改めて水原氏に電話で取材したということです。
2回目の電話取材についてトンプソン記者は「はじめ水原氏は何も話そうとしなかったので私は大谷選手の弁護士が出したコメントを読み上げて、『何があったのか』ときいた。『きのうのインタビューで私にうそをついたのか』ときくと『はい』と答えた」と述べ大谷選手はギャンブルの借金について知らず、支払いも行っていないと、水原氏が前日の説明を翻したことを明らかにしました。
また、トンプソン記者は大リーグ機構が調査を開始したことについて「少なくとも連邦政府機関の捜査が行われている上に、大谷選手を含む選手たちにとってとても重要な大リーグ機構の調査も始まった。まだわからないが、これに加えてほかの警察機関が横領や詐欺、窃盗の疑いで捜査する潜在的な可能性がある」と指摘しました。