水道すいどうの災害さいがい対策たいさくめぐり

自民党じみんとうの山本やまもと佐知子さちこ氏しは水道すいどうの災害さいがい対策たいさくをめぐり「水道すいどう工事こうじはもうからず、厳きびしい状況じょうきょうの中なかで業者ぎょうしゃも減へっているのが地方ちほうの現状げんじょうだ。人口じんこう減少げんしょうの中なかで暮くらしの重要じゅうようなインフラである水道すいどう事業じぎょうをどう維持いじしていく考かんがえか」とただしました。

これに対にたいし、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「今回こんかいの能登のと半島はんとう地震じしんでも復旧ふっきゅうに時間じかんを要ようしており、上下じょうげ水道すいどうの施設しせつや管かん路ろの耐震たいしん化か対策たいさくなど重要じゅうような課題かだいが明あきらかになった。新しん年度ねんど予算よさん案あんにも基盤きばん強化きょうかなどに資しする補助ほじょ制度せいどの創設そうせつを盛り込もりこんでおり、災害さいがいに強つよく持続じぞく可能かのうな上下じょうげ水道すいどう事業じぎょうを実現じつげんしていく」と述のべました。

自民じみん派閥はばつの政治せいじ資金しきんパーティーめぐる問題もんだいについて

立憲りっけん民主みんしゅ党とうの石橋いしばし通とおる宏ひろし氏しは、自民党じみんとうの派閥はばつの政治せいじ資金しきんパーティーをめぐる問題もんだいについて「全まったく事実じじつの解明かいめいがなされず、総理そうり自身じしんのリーダーシップの欠如けつじょと言いわざるをえない。『適材てきざい適所てきしょ』と言いうが、自身じしんが最もっとも『不ふ適材てきざい、不適ふてき所しょ』ではないか。責任せきにんある立場たちばの『裏金うらがね議員ぎいん』に証人しょうにん喚問かんもんに応おうじるよう指示しじすべきだ」と迫せまりました。

これに対にたいし、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「捜査そうさ権けんのない中なかで努力どりょくを続つづけてきており、党とうとしても今週こんしゅうさらなる事実じじつ解明かいめいに向むけ聴きき取とり調査ちょうさを行おこなっていく。そのうえで証人しょうにん喚問かんもんは国会こっかいでの弁明べんめいなどを踏ふまえ日程にっていなどを含ふくめ、国会こっかいで判断はんだんすべきことだ」と述のべました。

一方いっぽう、石橋いしばし氏しは、二に階かい元もと幹事かんじ長ちょうが次つぎの衆議院しゅうぎいん選挙せんきょに立候補りっこうほしない考かんがえを明あきらかにしたことについて、「これによって二に階かい氏しの処分しょぶんがなくなるのか。国民こくみんへの説明せつめい責任せきにんから逃のがれられるわけではない」とただしました。

これに対にたいし、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「処分しょぶんなどは今週こんしゅうまた、必要ひつような聴きき取とり調査ちょうさを行おこなった上うえで党とうの手続てつづきに基もとづいて判断はんだんしていく。今いまの段階だんかいでは何なにも決きまっていない」と述のべました。

「選択せんたく的てき夫婦ふうふ別姓べっせい」めぐり

公明党こうめいとうの石川いしかわ博ひろし崇たかし氏しは、希望きぼうすれば結婚けっこん前まえの姓せいを名乗なのりれる「選択せんたく的てき夫婦ふうふ別姓べっせい」をめぐり「最高裁さいこうさい判決はんけつでは『制度せいどのあり方ありかたは国会こっかいで論ろんぜられ、判断はんだんされるべき事項じこうにほかならない』とされ、国会こっかいに判断はんだんが求もとめられている。議論ぎろんを加速かそく化かさせて結論けつろんを出だす時期じきが来きているのではないか」と質問しつもんしました。

これに対にたいし、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「社会しゃかい全体ぜんたいの家族かぞくのあり方ありかたに関かかわる問題もんだいなので、より幅広はばひろい国民こくみんの理解りかいを得える必要ひつようがある。それぞれの立場たちばで、今いまの現状げんじょうを踏ふまえて国民こくみんに働はたらきかけ理解りかいを得える努力どりょくをしていくことが求もとめられている」と述のべました。

総理そうり・総裁そうさいの処分しょぶんについて

日本にっぽん維新いしんの会かいの音喜多おときた政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょうは「『裏金うらがね作づくり』とは質しつが異ことなるとはいえ、自身じしんが率ひきいた岸田きしだ派はも会計かいけい責任せきにん者しゃが立件りっけんされている。党とうの所属しょぞく議員ぎいんたちに厳きびしい処分しょぶんを下くだすなら、総理そうり・総裁そうさいも例外れいがいとせず、みずからも処分しょぶんを受うけるべきではないか」とただしました。

これに対にたいし、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「派閥はばつ全体ぜんたいにわたる還付かんぷなどの不ふ記載きさいとは全まったく次元じげんが異ことなり、会計かいけい責任せきにん者しゃは他たの派閥はばつのような公判こうはん請求せいきゅうではなく略式りゃくしき命令めいれいになっている。トップの責任せきにんについては党とうとしての手続てつづきや判断はんだんは尊重そんちょうされなければならないが、それ以上いじょうの仮定かていに基もとづいた答こたえは控ひかえる」と述のべました。

そのうえで「処分しょぶんを受うけた場合ばあいでも続投ぞくとうする考かんがえか」と問とわれ、「私わたし自身じしんとしては党とうの信頼しんらい回復かいふくのため、総裁そうさいとして最大限さいだいげん、努力どりょくを続つづけていきたい」と述のべました。

一方いっぽう、過去かこに党とう総裁そうさいが処分しょぶんされたケースがあるか問とわれ、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「自民党じみんとうの歴史れきしの中なかで現職げんしょくの総裁そうさいが処分しょぶんされた事例じれいはない」と述のべました。

り災りさい証明しょうめい書しょについて

国民こくみん民主みんしゅ党とうの浜口はまぐち政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょう代理だいりは「能登のと半島はんとう地震じしんの発生はっせいからおよそ3か月かげつが経過けいかした。り災りさい証明しょうめい書しょはこれからの被災ひさい地ちの復旧ふっきゅう・復興ふっこうに向むけて欠かかすことができない第だい1ステップだ。発行はっこう状況じょうきょうはどうなっているか」と質問しつもんしました。

これに対にたいし岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「簡易かんいな外観がいかん調査ちょうさによる迅速じんそくな1次じ調査ちょうさを基本きほんとし、現在げんざい、被災ひさい自治体じちたいでは申請しんせい数すうの8割わりから9割わりを超こえるり災りさい証明しょうめい書しょの交付こうふが完了かんりょうしている。2次じ調査ちょうさや再さい調査ちょうさにも丁寧ていねいに対応たいおうし、被害ひがい認定にんてい調査ちょうさが適切てきせつに行おこなわれるよう国こくとしても積極せっきょく的てきに支援しえんする」と述のべました。

追加ついかの聴きき取とりの対象たいしょうについて

共産きょうさん党とうの紙かみ智子さとこ氏しは「関係かんけい議員ぎいんの処分しょぶんのためにアリバイ作づくりの聴きき取とりをやるのであってはならない。真相しんそう解明かいめいのために行おこなうのであれば、『裏金うらがね問題もんだい』の経緯けいいを知しるキーパーソンと思おもわれる森元もりもと総理そうり大臣だいじんからもしっかり聴取ちょうしゅすることを約束やくそくしてほしい」と求もとめました。

これに対にたいし岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「党とうとして予定よていしている追加ついかの聴きき取とりの対象たいしょうや、やり方やりかたについては今いま、調整ちょうせいを行おこなっているところだ。多おおくの国民こくみんの関心かんしん事ごとに応こたえるため、聴きき取とりのやり方やりかたについて適切てきせつに判断はんだんする」と述のべました。

能登のと半島はんとう地震じしんへの対応たいおうめぐり

れいわ新選しんせん組ぐみの山本やまもと代表だいひょうは、能登のと半島はんとう地震じしんへの対応たいおうをめぐり「携帯けいたいトイレなどの国くにによるプッシュ型がた支援しえんは、終了しゅうりょうするどころか増ふやさなければいけないフェーズだ。被災ひさいした市町村しちょうそんや住民じゅうみん、ボランティアの声こえを聞きき、支援しえんの継続けいぞくと増強ぞうきょうを約束やくそくしてほしい」と訴うったえました。

これに対にたいし、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「プッシュ型がた支援しえんが終了しゅうりょうしても、自治体じちたいで発注はっちゅうが困難こんなんな場合ばあいは調達ちょうたつの手続てつづきを支援しえんするなど、国くにとしても、円滑えんかつな調達ちょうたつを行おこなうための協力きょうりょくはしっかりと継続けいぞくしていく」と述のべました。

少子しょうし化か対策たいさくの「支援しえん金きん制度せいど」めぐり

一方いっぽう、少子しょうし化か対策たいさくの「支援しえん金きん制度せいど」をめぐり、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは、制度せいどの導入どうにゅうで新あらたな負担ふたんが生しょうじるのではないかと問とわれ「負担ふたんが増ふえるか増ふえないかを単たんに精神せいしん論ろんだけで言いうのでは通用つうようしないので『社会しゃかい保険ほけん料りょうの負担ふたん率りつ』という数字すうじ的てきな目標もくひょうを用意よういしている。歳出さいしゅつ改革かいかくで社会しゃかい保険ほけん料りょうの負担ふたんを軽減けいげんし、その枠わく内ないで新あたらしい支援しえん金きんを用意よういすることで『負担ふたんは増ふえない』と説明せつめいしており、これを実行じっこうする」と述のべました。

また鈴木すずき財務ざいむ大臣だいじんは、制度せいどへの拠出きょしゅつが税務ぜいむ上じょう、控除こうじょの対象たいしょうになるかについて、個人こじんの所得しょとく税ぜいや住民じゅうみん税ぜいでは社会しゃかい保険ほけん料りょう控除こうじょとして所得しょとく控除こうじょの対象たいしょうとなり、事業じぎょう主ぬしの法人ほうじん税ぜいでは法定ほうてい福利ふくり費ひとして損金そんきんに算入さんにゅうされると説明せつめいしました。