マクロン大統領「フランスでもテロ企て」警戒レベル最高水準に - Easy News

モスクワ郊外こうがいで起おきたテロ事件じけんを受うけて、フランスのマクロン大統領だいとうりょうは記者きしゃ団だんに対にたいし、過激かげき派は組織そしきIS＝イスラミックステートがフランスでもテロを企くわだてようとしていたと明あきらかにしました。フランス政府せいふは、ことしの夏なつにオリンピックとパラリンピックの開催かいさいが予定よていされる中なか、全土ぜんどで警戒けいかいレベルを最高さいこう水準すいじゅんに引き上ひきあげました。

フランスのマクロン大統領だいとうりょうは25日にち、訪問ほうもん先さきのフランス領りょうギアナで記者きしゃ団だんに対にたいし、モスクワ郊外こうがいで起おきたテロ事件じけんに関与かんよしたとみられるISの組織そしきについて「フランス国内こくないでもこの数すうか月かげつ、複数ふくすう回かいテロを企くわだてようとした」と明あきらかにし危機きき感かんをあらわにしました。

フランス首相しゅしょう府ふは24日にち、テロの危険きけん性せいが高たかまっているとして、全土ぜんどで警戒けいかいレベルを最高さいこう水準すいじゅんに引き上ひきあげました。宗教しゅうきょう施設しせつや人ひとが多おおく集あつまる場所ばしょなどで警備けいびを強化きょうかするということです。

フランスでは去年きょねん10月つき、ガザ地区ちくで軍事ぐんじ衝突しょうとつが発生はっせいした直後ちょくご、高校こうこう教師きょうしがイスラム教徒きょうとの男おとこに殺害さつがいされる事件じけんがあり、このとき3段階だんかいある警戒けいかいレベルを、最高さいこう水準すいじゅんに引き上ひきあげていました。