北朝鮮は31日朝、弾道ミサイルを発射しました。通常より高い角度で打ち上げる「ロフテッド軌道」で、これまでで最も長い86分間飛行して日本海に落下しました。
中谷防衛大臣は、北朝鮮が発射した弾道ミサイルは午前8時37分ごろ、北海道奥尻島の西方の日本のEEZ=排他的経済水域の外に落下したと発表しました。
飛行時間はこれまでで最も長い1時間26分で、「従来のミサイルとは別のミサイルではないか」と分析しています。
政府関係者によりますと、飛距離を抑えるために通常より高い角度で打ち上げる「ロフテッド軌道」で飛行したということです。