サッカーのブラジル代表は17日、スペインでの親善試合に全身黒のユニホームで出場しました。サッカー界や社会全体から人種差別をなくそうと訴える運動の一環です。
ブラジル代表はこの日、スペイン・バルセロナのスタジアムでギニア代表と対戦しました。前半45分は全員がシャツとパンツ、ソックスを黒でそろえたユニホームを初めて着用しました。シャツの胸には、「人種差別があるなら試合はない」というスローガンが書かれていました。
ブラジル・サッカー連盟は17日の声明で、国際サッカー連盟(FIFA)の支持を受けた反人種差別運動のスローガンだと説明しました。