ドイツで開催されているサッカーの欧州選手権(ユーロ)で、観客席からビールのプラスチック製カップを投げる行為が横行しています。
24日にライプチヒでイタリアとクロアチアが対戦した試合でも、コーナーキックでスタンドからカップが飛び、ゴールを祝う場面で上層階から下の席へカップが降り注ぎました。
フランス代表のアントワーヌ・グリーズマン選手が先週、対戦相手オランダのサポーターからコーナーフラッグに向かって投げられたカップに笑顔を返したように、さりげなく対応する選手もいます。その一方で、にこりともせずカップを片付ける選手の姿もみられます。
開催国ドイツが飲酒を禁止する構えだと伝えました。
大会を主催する欧州サッカー連盟(UEFA)はCNNへの声明で、イタリア対クロアチアの試合については連盟の規律委員会が報告を受けたうえで、処分を検討すると述べました。