일본어 뉴스: 100億円以上の道路整備事業 7割が当初の見積もりから費用増加

100億おく円えん以上いじょうの道路どうろ整備せいび事業じぎょう 7割わりが当初とうしょの見積みつもりから費用ひよう増加ぞうか

Jun 28, 2024 13:06

Furigana

国くにの予算よさんに関にかんする調査ちょうさで、100億おく円えん以上いじょうかかる道路どうろ整備せいび事業じぎょうのうち7割わりで、事業じぎょうが進すすむ中なか、当初とうしょの見積みつもりから費用ひようが増加ぞうかしていることが分わかりました。財務省ざいむしょうは、国土こくど交通こうつう省しょうに対にたいし、当初とうしょから適切てきせつな事業じぎょう費ひを見込みこむ仕組しくみ作づくりを求もとめています。

財務省ざいむしょうは28日にち、国くにの予算よさんが適切てきせつに使つかわれているかを調しらべる「予算よさん執行しっこう調査ちょうさ」の結果けっかを公表こうひょうしました。

この中なかで、100億おく円えん以上いじょうの道路どうろ整備せいび事業じぎょう341件けんを対象たいしょうに、採択さいたくされた時ときの事業じぎょう費ひとその後そのご、工事こうじの内容ないようなどを再さい評価ひょうかした段階だんかいでの費用ひようの変化へんかを調しらべました。

その結果けっか、およそ7割わりに当にあたる237件けんで費用ひようが増加ぞうかし、総額そうがくが当初とうしょの17兆ちょう9024億おく円えんから24兆ちょう8601億おく円えんと、6兆ちょう9577億おく円えん増ふえていました。

要因よういんとしては

▽事前じぜんの文献ぶんけんによる調査ちょうさと現地げんち調査ちょうさの結果けっかが異ことなったことや

▽設計せっけいの過程かていで工事こうじの方法ほうほうの変更へんこうが必要ひつようになったことなどが挙あげられるということです。

増額ぞうがくとなった事業じぎょうのうち39％に当にあたる93件けんでは費用ひようが1.5倍ばい以上いじょうになり、3倍ばい以上いじょうとなった事業じぎょうも2件けんありました。

増額ぞうがくとなることで費用ひように対にたいする効果こうかを示しめす指標しひょうの平均へいきんも、当初とうしょの2.6から1.6に低下ていかし、中なかには効果こうかが費用ひようを下回したまわることを示しめす1未満みまんとなった事業じぎょうもあったということです。

財務省ざいむしょうは、国土こくど交通こうつう省しょうに対にたいし当初とうしょから適切てきせつな事業じぎょう費ひを見込みこむ仕組しくみを導入どうにゅうするとともに、費用ひようが大幅おおはばに増ふえる場合ばあいは事業じぎょうの中止ちゅうしも含ふくめて検討けんとうするよう求もとめています。