ロッテ 石川いしかわ歩あゆみ 669日にちぶり勝利しょうり 昨さくシーズン肩かたの手術しゅじゅつで育成いくせい契約けいやくも

石川いしかわ投手とうしゅはプロ11年ねん目めの36歳さい。

1年ねん目めから10勝しょうをあげて新人しんじん王おうとなり、3年ねん目めの2016年ねんには14勝しょうをあげて防御ぼうぎょ率りつ2.16で最優秀さいゆうしゅう防御ぼうぎょ率りつのタイトルを獲得かくとくしましたが、昨さくシーズンは初はじめて1軍ぐんでの登板とうばんがなく秋あきに右肩みぎかたの手術しゅじゅつを受うけて育成いくせい契約けいやくとなりました。

今こんシーズンは2軍ぐんで実戦じっせんに復帰ふっきし順調じゅんちょうな回復かいふくぶりを見みせていて、6月つき24日にちに支配しはい下か登録とうろく選手せんしゅに復帰ふっきし、30日にちに千葉ちば市しの本拠地ほんきょち、ZOZOマリンスタジアムで行おこなわれたオリックス戦せんに先発せんぱつしました。

石川いしかわ投手とうしゅは1回かいに2アウト三塁さんるいのピンチを招まねきましたが、オリックスの4番ばん・西川にしかわ龍りゅう馬ば選手せんしゅのインコースに144キロのストレートを投げ込なげこみ、見逃みのがしの三振さんしんを奪うばいました。

そのウラに打線だせんの援護えんごをもらった石川いしかわ投手とうしゅは、2回かい以降いこうもランナーを背負せおいながらも要所ようしょでカーブやシンカーを使つかってオリックス打線だせんに得点とくてんを許ゆるさず、5回かい75球きゅうを投なげヒット3本ほん、フォアボール3つ、三振さんしん3個こを奪うばって無む失点しってんに抑おさえ、勝かち投手とうしゅの権利けんりを持もってマウンドを降おりました。

そのあとリリーフ陣じんも無む失点しってんでつないでロッテが7対たい0で勝かち、石川いしかわ投手とうしゅはおととし8月つき31日にち以来いらい、実じつに669日にちぶりとなる勝ち星かちぼしを挙あげました。

石川いしかわ投手とうしゅは「調子ちょうしは思おもっていたほどよくなかったが、バッテリーを組くんだ田村たむら龍りゅう弘ひろ選手せんしゅが使つかえるボールを見みつけてリードしてくれた」と振り返ふりかえりました。

また、肩かたの手術しゅじゅつをした際さいには引退いんたいも覚悟かくごしていたとして「リハビリ期間きかん中ちゅうもいろんな方ほうに見みてもらって停滞ていたいすることなくできた。ただ自分じぶんの今いまの内容ないようはまだまだなので」と次回じかいの登板とうばんへ向むけ前まえを向むいていました。

吉井よしい理り人じん監督かんとくは「久ひさしぶりの登板とうばんでも石川いしかわらしいピッチングを見みせてくれた。もっとまっすぐが強つよいのでこれから上あがってくると思おもう」と話はなし、今後こんご、間隔かんかくを空あけながら先発せんぱつで起用きようしていく考かんがえを示しめしました。