今月17日と18日に広島県で東京オリンピックの聖火リレーがあります。IOCのバッハ会長は、このときに日本へ来ることを東京オリンピックの組織委員会と相談していました。
しかし、新しいコロナウイルスが広がっているため、31日まで東京都など6つの都府県で緊急事態宣言を続けることが決まりました。このため、IOCと組織委員会は10日、バッハ会長が日本へ来る日をもっと遅くすることにしました。
組織委員会は「ウイルスがうつった人の数などを考えて、バッハ会長にできるだけ早く日本へ来てもらいます」と話しました。
IOCは「安全なオリンピックにするために、これからも日本の人たちと一緒に頑張ります」と言っています。