高齢者向けの
新型コロナウイルスのワクチン
接種について、
政府が
全国の
市区町村に
調査したところ、
全体の86%
に当たる1490の
自治体が、
政府が
目指している7
月末までに
接種を
終えられると
回答したことがわかりました。
菅総理大臣が、7月末を念頭に終えたいとしている高齢者向けのワクチン接種について、政府が4月末に行った聞き取り調査では、全国1741の市区町村のうち、7月末までに終えられると回答した自治体は、およそ1000の自治体でした。
これを受けて政府は、自治体側からの要望を踏まえ、高齢者向けワクチンの具体的な配送計画を各自治体に提示し、今月7日時点で接種の終了時期の見通しを改めて調査しました。
その結果、7月末までに終えられると回答した自治体は、前回の調査よりもおよそ500増えて、全体の86%に当たる1490の自治体になったということです。
政府関係者によりますと、残る250余りの自治体の多くが、接種を行う医療従事者の不足を7月末までに終えられない理由にあげているということで、政府は個別に課題を聞き取り、必要な支援を行うことで自治体の計画の前倒しを図りたい考えです。