イタリアの巨匠レオナルド・ダビンチが描いたとされる小さなクマの素描が競売にかけられる見通しとなりました。落札価格は1600万ドル(約17億円)を超えると予想されています。
オークションを運営するクリスティーズは同作について、現在民間が所有するダビンチ作のわずか8枚の素描の一つと説明しました。
大きさは52平方センチメートルに満たない小さな素描で、淡いピンクがかったベージュの紙に銀筆で描かれています。この技法はダビンチが師であるアンドレア・デルベロッキオから学んだものです。化学処理した紙の上に細い銀の棒や芯を用いて絵を描いていきます。