クーデターで軍が全権を掌握したミャンマーは、弾圧に武力で対抗する動きが広がり、各地で戦闘が激化。
ミャンマー西部チン州では13日、軍が反対勢力を狙った銃撃を繰り返し、市民1人が死亡しました。地元メディアによると、死亡したのは民主派が今月創設した「国民防衛隊」のメンバーだったということです。
軍の弾圧に対して市民が武力で対抗する動きは各地に広がっていて、11日から12日にかけ、北西部の村では戦闘で治安部隊15人と住民1人が死亡。また、11日にはカチン独立軍がミャンマー軍の拠点を占拠するなど、少数民族武装勢力との戦闘も激化しています。