“紀州のドンファン事件” 元妻あす殺人などの罪で起訴へ - Easy News

和歌山わかやま県けん田辺たなべ市しの資産しさん家かで、“紀州きしゅうのドン・ファン”とも呼よばれた会社かいしゃ社長しゃちょうの男性だんせいを殺害さつがいしたとして4月つき逮捕たいほされた25歳さいの元もと妻つまについて、和歌山わかやま地方ちほう検察庁けんさつちょうが19日にち、殺人さつじんなどの罪つみで起訴きそする方針ほうしんを固かためたことが捜査そうさ関係かんけい者しゃへの取材しゅざいでわかりました。

3年ねん前まえ、和歌山わかやま県けん田辺たなべ市しで会社かいしゃ社長しゃちょうの、野崎のさきザキ幸さいわい助すけさん（当時とうじ77）が自宅じたくで急性きゅうせい覚醒剤かくせいざい中毒ちゅうどくで死亡しぼうしたことをめぐり、警察けいさつは4月つき28日にち、元もと妻つまの須藤すとう早はや貴き容疑ようぎ者しゃ（25）を殺人さつじんと覚醒剤かくせいざい取締とりしまり法ほう違反いはんの疑うたがいで逮捕たいほしました。

これまでの捜査そうさでは須藤すとう容疑ようぎ者しゃが関与かんよしたという直接ちょくせつ的てきな証拠しょうこは見みつかっていませんが、野崎のさきさんが覚醒剤かくせいざいを摂取せっしゅさせられたとみられる時間じかん帯たいには須藤すとう容疑ようぎ者しゃしか自宅じたくにいなかったことや、スマートフォンの解析かいせきなどで覚醒剤かくせいざいの密売みつばい人じんと接触せっしょくしていたとみられるということです。

和歌山わかやま地方ちほう検察庁けんさつちょうはこうした状況じょうきょう証拠しょうこを積み重つみかさねることで、有罪ゆうざいの立証りっしょうは可能かのうと判断はんだんし、勾留こうりゅう期限きげんの19日にち、殺人さつじんなどの罪つみで、起訴きそする方針ほうしんを固かためたことが捜査そうさ関係かんけい者しゃへの取材しゅざいでわかりました。