大リーグ パ
ドレスのダルビッシュ
有投手が17
日、ロッキーズ
戦に
先発登板し、7
回を
投げ10
個の
三振を
奪って
無失点に
抑え、
今シーズンの4
勝目をあげました。
今シーズンここまで3勝1敗のダルビッシュ投手は17日、本拠地のサンディエゴで行われたロッキーズ戦に先発登板しました。
ダルビッシュ投手は、1回の立ち上がりから力強いボールを投げ込み150台後半の速球で三振1つを奪うと、2回はキレのあるスライダーと鋭く動くツーシームで2つの三振を奪いました。
さらに5回には、スリーバント失敗での三振も含めて3者連続で三振を奪うなど持ち前の多彩な球種を生かして奪三振ショーを見せました。
6回にはバッターでレフトへの二塁打を放ち今シーズン初安打を記録しました。
ダルビッシュ投手は相手打線を寄せつけず7点リードの7回まで無失点に抑えてマウンドを降りました。
球数は81球、打たれたヒットは4本、フォアボールは1つもださず、三振は今シーズン2回目となるふた桁の10個をマークしました。
試合は、パドレスが7対0で勝って連勝を「4」に伸ばし、ダルビッシュ投手は、今シーズン4勝目をあげました。
ダルビッシュ 「全部の球がよかった」
ダルビッシュ
投手は7
回を81
球で
抑え、
そのうち59
球がストライクで
三塁を
踏ませない
圧倒的なピッチングを
見せました。
試合後、ダルビッシュ投手は「投げたいボールを思い通りのリリースで投げられたので楽しかった。きょうのまっすぐがあれば、誰に対しても押し込める。きょうの状態であれば、特にプランを考えなくても大丈夫だった」と振り返りました。
試合前日には過去1年半の自身のピッチングの映像を見返したことを明かし「ビデオを15分くらい見て、違いになんとなく気づいた。寝る前に、ふだんはやらないがシャドーピッチングを3球くらいしたらピッタリとはまって、今シーズンずっと技術的に困っていたところがクリアになった。きょうは全部の球がよかった」と話しました。
これで防御率はナショナルリーグ3位の1.81となりましたが「今までは自分の感覚と内容がかみ合わなくて気持ちが晴れなかった。どこかですっきりしたピッチングがしたいと思っていて、きょうやっとできた。防御率よりもその感覚が来てよかった」と話し、数字よりもあくまで内容に満足した様子でした。