東京オリンピックとパラリンピックの前に、外国のチームが合宿や交流することを計画した市や町は、528あります。
NHKが調べると、合宿などを中止したチームがある市や町などは54でした。約80%は、外国のチームからやめると言いました。理由は「ほかの場所に行くと、新しいコロナウイルスがうつる心配がある」などでした。
市などの理由は「ウイルスを広げないために、国が決めたことを行うことが難しい」とか、「練習する場所がワクチンを注射する会場になった」でした。
国は、合宿を行う日が決まった所はないと言っています。専門家は「合宿ができないと、日本とあまり時間が変わらない国の選手のほうがいい成績を出しやすくなると思います。大会を楽しみにする人が減るかもしれません」と話しています。
