「ズーム」などのビデオ会議サービスで会話することが高齢者の認知症の影響を食い止めることにつながる可能性があることがわかりました。ウェスト・ロンドン大学の研究結果が発表されました。
研究によれば、定期的なコミュニケーションは長期記憶の維持に役立っており、オンラインのサービスをよく利用する高齢者は利用しない高齢者と比べて記憶力の衰えが少なかったです。
研究では50歳以上の男女1万1418人を調査しました。
研究では、友人や家族と、インターネットや電話、対面でどのくらい交流があるかを尋ね、その後、さまざまな間隔をあけながら10の単語のリストを思い出すことを含めた記録力の試験を行いました。
「伝統的」な対面での交流だけをしている参加者は、テクノロジーを使って友人や家族と連絡を取り続けている人と比べて、より多くの認知低下の兆候がみられました。