Japanese News: 動物園で誕生したホッキョクグマ、血のつながった両親の子どもだった

動物園どうぶつえんで誕生たんじょうしたホッキョクグマ、血ちのつながった両親りょうしんの子こどもだった

May 24, 2021 07:05

Furigana

ドイツ・ベルリンのティアパーク動物園どうぶつえんで誕生たんじょうしたホッキョクグマの赤あかちゃん「ヘルタ」の両親りょうしんが、同おなじつがいから生うまれた兄弟姉妹きょうだいしまいだったことが分わかり、関係者かんけいしゃが衝撃しょうげきを受うけています。同動物園どうどうぶつえんが１９日にち、ＣＮＮに明あきらかにしました。

ヘルタの母親ははおやトーニャはモスクワの動物園どうぶつえんで生うまれていましたが、この動物園どうぶつえんの手違てちがいで、違ちがう両親りょうしんの間あいだに生うまれたメスとして記録きろくされていました。

トーニャのものとされた書類しょるいは、モスクワ動物園どうぶつえんで２日後かごに生うまれた別べつのメスのホッキョクグマのものだったことが判明はんめいしました。トーニャの本当ほんとうの両親りょうしんは、後のちにベルリンの動物園どうぶつえんでつがいになるオスのバロージャの両親りょうしんと同おなじでした。トーニャとバロージャの間あいだにできた子こどものヘルタは２０１８年ねん１２月がつに誕生たんじょうしました。

疑念ぎねんが生しょうじたきっかけは、モスクワ動物園どうぶつえんでトーニャの誕生日たんじょうびが違ちがう書類しょるいが見みつかったことでした。遺伝子検査いでんしけんさを行おこなった結果けっか、トーニャとバロージャが兄弟姉妹きょうだいしまいだったことが分わかりました。