イタリアの地元メディアによりますと23日午後、北部ピエモンテ州の観光地、マッジョーレ湖の湖畔と近くの山を結ぶロープウエーのゴンドラが落下して山の斜面に衝突し、救助隊のツイッターによりますと子ども1人を含む14人の死亡が確認されたということです。
また、別の子ども1人が病院で手当てを受けているということです。
地元メディアはロープウエーのゴンドラは山頂から300メートルのところで落下したと伝えています。
マッジョーレ湖はスイスとの国境を接する夏の保養地として知られ、ロープウエーは湖畔から高さおよそ1500メートルの山頂まで20分でつなぎ、絶景が楽しめるとして観光客に人気だったということです。
ロープウエーは新型コロナウイルスの影響で休業していましたが、地元メディアは前日の22日に営業を再開したばかりだったと伝えています。
警察は何らかの理由でゴンドラを支えるロープが切れたとみて事故の原因を調べています。