午後3時の「速報値」の発表をやめた理由について、都は、職員の負担軽減などをあげています。
具体的には「変異ウイルスの拡大やワクチン接種の対応などで業務が増えてきて、職員の疲弊が看過できない状況となっていて負担の軽減が急務になっている」と説明しています。
また、午後3時の速報値の段階では、検査の件数や死亡した人の数の集計が間に合わず、発表されていませんが、午後4時45分にはこれらの数値を含めて発表します。
これらの数値を含めた情報はおおむね午後6時以降に発表していましたが、午後4時45分の発表に盛り込むことで詳しい情報の発表を早めると説明しています。
都は、「まとめて発表することで都民が総合的に状況を把握できるような情報発信に努めたい」と説明しています。
小池知事は、記者団に対して、「職員の数も限られているなかでやりくりするために業務内容も含めて調整した。その結果、若干、時間はずれるがこれまでバラバラで出ていた数字などもまとめてお伝えする」と述べました。