JR東日本は、電車が駅を出発する時間をホームで知らせています。
11月から山手線のホームでは、「約3分後」など、あと何分で電車が駅に来るかを知らせることにしました。来年7月までに山手線の全部の駅で変える予定です。今月1日から上野駅と秋葉原駅では、午前7時から午後11時の間で変わっています。それ以外の時間は次の電車が来るまでの間が長いため、今までと同じように電車が出発する時間を知らせます。
中国やアメリカなど多くの外国では、電車が駅に来るまでの時間を知らせています。来年は東京でオリンピックとパラリンピックがあるため、外国人にもわかりやすくするために変えます。
アメリカから旅行で来た女性は「時計を見なくてもいいので、電車が駅に来るまでの時間のほうがわかりやすいです」と話していました。
JR東日本は「山手線以外の駅も変えるかどうかは、お客さんからの意見などを聞いてから考えます」と話しています。