ロシアのモスクワで
8日に
開かれる
国際会議に
アメリカと
北朝鮮の
高官がそろって
出席する
予定で、
北朝鮮の
非核化をめぐる
協議が
難航するなか、
双方の
発言が
注目されます。
この国際会議は
各国政府の
代表や
専門家が
参加して
核兵器の
拡散を
防ぐ方策などについて
話し合うもので、モスクワで
8日から
始まります。
会議にはアメリカ国務省で北朝鮮問題を担当するマーク・ランバート特使と北朝鮮外務省のチョ・チョルス北米局長が出席する予定で、7日夜にはモスクワでレセプションが開かれ2人も参加しました。
アメリカと北朝鮮は先月、スウェーデンで非核化に向けた実務者協議を行い、ランバート特使も出席しましたが、協議は不調に終わり、再開の見通しは立っていません。
さらに北朝鮮はアメリカと韓国が来月、予定している軍事演習に反発し、ICBM=大陸間弾道ミサイルの発射や核実験の中止を見直す可能性も示唆して、アメリカに譲歩を求めています。
ロシアの通信社は北朝鮮大使館の関係者の話として「ランバート特使とチョ局長の会談は計画されていない」と伝えましたが北朝鮮の非核化をめぐる協議が難航するなか、双方の発言が注目されます。