1977年11月15日、中学校1年生だった横田めぐみさんが、学校から帰る途中に拉致されて、北朝鮮に連れて行かれました。先月はめぐみさんの55歳の誕生日でした。
めぐみさんのお母さんの早紀江さんは83歳です。拉致されてから42年になったことについて、早紀江さんは「日本の国は何をしているのだろうという気持ちです。家族は長い間つらい思いをしています」と話しました。
めぐみさんのお父さんは87歳で、去年から入院していて、毎日、めぐみさんの写真を見ています。早紀江さんは「一日も早く、私たちが元気な間に子どもたちを返してほしいです」と話していました。
国連では14日、拉致された日本人を返すように北朝鮮に言うことが決まりました。国連は15年続けて同じことを決めています。世界の国は、北朝鮮が人権を守っていないことは問題だと考えています。