日本とエジプトは9年前、エジプトで2番目に大きい町のアレクサンドリアに「エジプト日本科学技術大学」をつくりました。この大学と大学院では500人以上の学生が勉強しています。
18日、大学の中心の建物ができたことをお祝いする式がありました。式ではアフマド・ゴハリ学長が「この大学には世界で最も新しい機械などの設備があります。環境にもやさしい、世界に誇ることができる大学で、学生たちをしっかり教育していきます」とあいさつしました。
大学には「工学部」など2つの学部があって、日本の先生も教えています。日本が研究に必要な設備を用意して、100以上の実験室を作る予定です。来年からは奨学金を出して、中東やほかのアフリカの国からも1年に50人の学生を集める予定です。
エジプト人の学生は「日本の先生の授業はわかりやすいです。勉強や学生生活を楽しんでいます」と話していました。